彼女は素晴らしい

今日は,今の彼女と付き合ってから2回目のデートをした。

 

神戸の北野異人館というところに行った。

 

阪急の三宮駅の東口で待ち合わせをしていたが,見当たらないのでファミマでフリスクとお茶を買って外に出ていたら,彼女が小走りで私の方に歩み寄ってきた。

 

そのあと,昼食を地下街の和食屋さん(灘?)で食べた。

彼女はマカロニサラダを初めて見たようで,恐れていたので私が食べた。

 

そのあとはバスで異人館に行った。

入館料が2000円と高かったが,私は彼女の分を出した。

異人館はどれも好奇心がそそられる素晴らしいものだった。彼女も感動していたから,ここを選んでよかったと思う。

 

トリックアート展では,彼女との写真を沢山取った。今まであまり取りなれてなかったから,今回沢山取れてうれしかった。途中から,ずっと手を繋いでいたり,くっついたりした。会話も何となくしてても,大体楽しかった。沈黙が前より多くなったけど,それでもお互いはリラックスしていたように思う。

 

最後はまた三宮駅に戻って,キャッチに捕まって個室のお店へ。個室というより,半個室だったし,お通しが一人800円で,普通に軽く騙されたけど,料理の量は多かったし,まあよかったかなと思う。

 

私ら以外にお客さんがいなかったから,めちゃくちゃ2人の時間を楽しんだ。頭を撫でた。眠たそうにする彼女の頭を。丸くて,綺麗な髪がまとった小さな頭を撫でた。眠たいはずの彼女は,ちらちら私の顔を伺っていた。(私はそれを視界の端で確認しつつ,メニューを見ていた)メニューは決まっていたが,ずっとこの時間を続かせたかったので,なかなかボタンを押せずにいた。彼女の催促でようやく店員を呼んだ。

 

前,マンゲキに行ったときも,足をからませるスキンシップはしたが,今日はずっとそれをしていた。それはともかく,過去の話をお互いによくしたと思う。まずは,自分がなぜ編入したか,あと,それに関連して私が元カノに一途だった話もした。逆に,彼女は大学生活中に付き合ってもいない先輩と一緒に旅行しにいった話をしてくれた。何もしなかったというが,とりあえず信じとこう。信じる理由はほかにもある。あとでいう。

 

あと,どうして自分のことが好きになったのか,聞いた。そしたらめちゃ恥ずかしがったので,自分から言った。初対面でまず顔がめちゃくちゃかわいかった,話してみたら気が合いそうだった。クールだけど優しいところ。性格が良いところ。かわいいところ。なんか,あんまり褒められてない気がするというか,語彙力というか,頭の回転が遅いというか,自分でもよくわからないけど,でも伝わった気がする。

 

次に会うのが,2週間も後という話になって,どうしても来週に自分の家に遊びに来ないかといった。家に遊びに行きたいけど,資格の勉強で難しい。と。

それなら,俺の家で勉強すればいいといったら,なんかもじもじしだしだしたから,私は「なに想像してるの?」と突っ込んだけど,彼女は「いやいや,どうせなら楽しいことしたいじゃん」とうれしいこと言ってきてくれた。うわー。乗せられてるんかな。

 

さっき,かわいいという話をしたけど,それにちなんで,「ありがとうは言ってほしい」ということを伝えた。そうすると,「あーそれは本当に,本当に申し訳ない」とすぐ誤ってきてくれた。ということは,彼女も心アタリがあったのかもしれない。今日は,最後に「ごちそうさまです」と言ってきてくれたからよかった。人間だれしも最初からなんでもできるわけじゃないし,いってよかったと思う。向こうも俺に行ってほしいな。いや,行ってくれるか。

 

来週,女の友達2人と飲みに行くと伝えたら了承してくれた。ちなみに,女の子と2人で飲みにいってもいい?と聞いたら,5秒くらいうーんと言っていた。私はははっと笑った。彼女は,いいよと言ってくれたが,私は「その反応を見たら分かったよ。いかないいかない」と伝えたら嬉しそうにしていた。ほんで,もちろん私も行かないよ,と言ってくれた。私はそれでニヤニヤしていたら,何笑ってるのと言われたので,「カップルっぽいこと言ってるからわら」と伝えた。

そう,カップルっぽい。今日は初めて俺たちが付き合ってることを実感できた気がする。会話も。あと,行動も。行動できてよかった。

 

最後に,キスをした。

居酒屋の中で,私が彼女の横に行くと,彼女は頭を私の方に預けた。それで,流れでキスをした。彼女はあんまり慣れていないようだった。私はすぐ,「彼女,俺の口くさくなかったかな?」とか「これが初めてだったら,キスに悪印象もってないかな?」とか考えた。よくわからないけど,キスのあとに彼女は激しく呼吸していた。興奮していたのかもしれない。とにかく,彼女は遊んでいないということが分かった。

 

次に会うのはおよそ2週間後。遠すぎる。でも,それでもいいのかもしれない。

次に会うのは,私の家で。どこまでするのだろうか。

 

彼女は素晴らしい。

 

もしいつかどこかで別れることになっても,私はそれを受け入れる覚悟をしている。そして,そうならないように努力する。瞬間瞬間を積み重ねる。