世紀の大発明

今、好きな人ととてもいい感じになっている。

高校生以来にこんなに恋愛で熱くなってる。

当時の時みたいに、ただただ可愛い可愛い言うだけじゃなくて、相手のことを1番に考えようとしている。昔の二の舞だけはなりたくない。

 

最初こそ塩対応だったが、2回目のデートでお別れする時には向こうはとてもルンルンだった。正直、俺のこと半分好きだろうなと思ってる。

 

ただ、そうなると私のよくない癖が出てくる。いわゆる蛙化現象である。追う恋愛がしたいのだ。追われるのはあんまり得意じゃない。

 

これはでもよくない。自分も相手にとっても。だから変わりたい。蛙化とはすなわち、自己肯定感が低いことが真因である。だからこそ、自分を好きになろうとした。

 

しかし、長年積み上げてきた自己評価はそう簡単に変わらない。しかし、私は昔はいともたやすく自信満々に振る舞っていたように思える。そう、有能な誰かになりきっていたからだ。だからこそ、有能でいられたときもあった。

 

私は昔はかなりの成果主義、結果主義、完璧主義者だった。今でこそ、過程や自己を重んじるようになったが、それはそれで失うものもある。成果にこだわらなければ、得られないものもない。

 

だから、初めに考えたのは、自信満々な人を真似るということだ。私は誰かを真似るのは正直かなり上手いと思う。それで、実際にそれっぽく振る舞うこともできたりする。しかし、今回はそれではダメだ。何故なら、恋愛は自己の満足が肝要だからだ。自己犠牲は求められない。

 

私は葛藤に苦しんだ。自分を好きにならなければ、恋愛はできない。しかし、自分を好きになるのは難しい。好きになるために自信満々な誰かを憑依させても、それはそれで私ではない。私ではない誰かを演じ続ければ、相手のことを第一に考える余裕がなくなる。

 

私は考えた。結論は

「自信満々な自分を創り上げ、それになりきる」

ということだ。

 

それは、2つの条件を同時に満たしていた。

自己肯定感を高く保ち続けながら、自分という自我を保てる。これは、間違いなく「誰かになりきる」能力が高い私だからこそできることだ。

 

「自信満々な自分ならどう考えるか、どう行動するか」という逆算思考で考える。これも私の得意なことだ。結果から考える。これを私自身にも適用する。

 

今まで、自分に対して逆算思考をしてこなかったわけではない。しかしそれは限られた範囲でのみの逆算思考だった。テストの点数を取るとか、接客を上手くやるとか、そういうスキル面のみだった。

 

今、私が初めて挑戦するのは「私」という人間そのものを逆算思考の対象にしている。

 

今思いついたが、大谷翔平のダルマのやつ?目標書くやつ?がいいかもしれない。

あれなら逆算思考で上手くイメージ化できそう。

 

UVERworldのたくやも、「成功するイメージ持って」と言ったいる。

 

私は過去に、妄想や想像が素晴らしいことだと書いた。瞑想という自己実現以外にも、その時の自分以外のことを考えることが、より良い未来に繋がるということも知れた。その時は、自分が、というより、自分の周りの理想像を描いていた。

 

今回は、自分自身の理想像。

これを考えられるようになったのは、今までの積み重ねと、今好きな人との交流があるからこそだろう。

 

とりあえず「ポジティブ」と「自信満々」である自分を作って、それを演じようと思う。