超絶ポジティブ思考へ回帰but自分らしさも大切に。

 

久しぶりにブログを書きます。

ブログを書こうと思った理由は、今のまま仕事を続けていたら、

いつの日か自分らしい自分というものがなくなってしまうのではないかと不安を覚えたからです。

 

今、私はコンサルタントの見習いとして働いています。

上司の方からは、やれ仮説思考だの、やれロジカルシンキングだの、いかにもな内容のことを話されます。

 

特に今日はそのお話を親身にお話してくださり、改めて私はコンサルタントであり、一人前のコンサルタントになる必要があるのだと認識しました。

 

普段からロジカルに考える癖をつけた方がいいよ、と言われました。

私はいままで、ロジカルというのはなんなのか、分かったようで分かっていなかったようです。

 

ロジカルとは、構造的に話すこと。単にそれだけであれば私はある意味、やろうと思えばできることです。「○○な理由は3つあります。1つは~」

それこそ就活生の時はこぞってこんな言い方を好んでいました。しかし、就活から身を話すと、こういう話し方が何とも気持ちの悪いものに感じるようになってしまいました。

 

なぜ気持ち悪く感じるかというと、恐らく人間性の剥奪が言語レベルから促進されてしまう懸念を感じたからです。ロジカルに話すということ、分かりやすく話すというのは、私の経験上、「人間味をなくすこと」でもあります。なんの指導も受けない人間が、「私の趣味は4つあります。1つは~」というような話し方をするというような例は今まで見たことがありません。つまり、ロジカルに話す、というのは、生誕から自然体で生きてきた場合にはありえないことなのです。

 

私は、4月からのニート期間を通じて、「自分らしさ」というものを身につけました。一人であらゆる所に旅をして、感性を働かせることで、他の誰でもない自分自身の発露を経験したのです。それから、色々な本や作品に自発的に関心を抱き、耽溺することが多々(それも人生で殆ど初めてかもしれない)ありました。

 

そんな自分にようやく出会えたというのに、今、コンサルタントという職業人として生きていくために、再びロジカルの仮面をかぶる必要が出てきてしまったのです。

 

私は絶対に、今の自分というものを手放したくない。しかし、コンサルタントにはならざるを得ない。そこで、私は考えました。自分のある特殊な能力を用いて、この問題を解決しようということを。

 

超絶ポジティブ視点

今はあまり言われなくなりましたが、私は昔、いろんなところで「ポジティブだねえ」といわれていました。ポジティブというのは、あらゆる課題や苦悩に対して、それに取り組むメリットをすぐに思いつき、行動力を増やせる視点・考え方のことです。

 

あまりよく覚えてはいませんが、とにかく何事においても、自分が直面している課題や、やりたいことに対して割と都合のいいように視点を変換できていました。

 

今日、その特殊能力に改めて気が付けました。(まあ、とあるSNSで、話している人のネガティブな話題をポジティブに言い換えられたというのがきっかけですが)

 

きっと、壮絶な家庭を生き抜くために、自然と身についてしまったのでしょう。

私の昔のキラキラとしたオーラは、きっとこうしたポジティブ思考がかなり作用していたに違いありません。一体、どこでこの特殊能力をなくしてしまったのでしょうか。恐らく、自分にあまり負荷がかからないような環境にいてしまったからでしょうか。大学3年以降とか。

 

話は戻ります。コンサルタントについて。

 

そもそも、私はコンサルタントとしてプロにならなければならない理由は何でしょうか?お金を稼ぐため?組織改革という破壊行為を楽しむため?どれもあまりしっくりきません。昔なら、お金を稼ぐため、という理由で納得できたことでしょう。

 

今思えば、ポジティブ思考とセットで、昔は早とちり思考も身についてしまっていたように思えますね。深い思考をしようとしない。今もまあ割とそうですが。

 

ロジカルシンキングの話に戻りますが、私は今日、これについて大きな勘違いをしていたことに気が付きました。ロジシンとは、構造的に説明するだけでなく、妥当な形で構造化することだと気が付きました。妥当の判断基準は、目的によります。正しい意思決定をするというのは大体の前提ですが、ヒトに納得してもらうためであれば、納得してもらえるくらいの粒度で構造化すればいいわけです。また、問題解決という文脈であれば、具体的なアクションまで粒度を上げて構造化する必要があります。目的によって、構造化の粒度は変わるのです。(ちなみに、議事録も同じことが言えるでしょう。)

 

私は、ポジティブ思考を持つ、すなわち取り掛かることに対してメリットを即座に思いつき、そして行動に移せるような、世界を陽気に見ていきたいと思います。

かつ、ロジカルシンキングのように、目的に応じてきちんと構造化できるように、まずは一歩、踏み出していきたいと思います。

 

P.S

神条は人のために何かを演じていたが、私の場合、ヒトのためというより、その時の自分を生き延びさせるためであった。だから、様々な視点(ポジティブ寄り)で物事を見ることができていたし、同様に「自分」という一つの視点にこだわり続けなかった。

 

しかし、今はバランスを上手く取っていきたい。「自分らしさ」と「ポジティブ視点(様々な視点)」、これに挑戦したい。(何故ならば、私自身の生き方の幅を広げるし、交友関係もまた広げられるし、ヒトのためにもなるし、そして何よりコンサルタントとしてのプロに一歩近づけるから)<こういうのがポジティブ思考。