長い間、自分の中に眠っていた気質を再び再発見している。
気質とは、掲題の通り、アニメ・アイドルへ熱中できるオタク趣味のことである。
私は自慢ではないが、昔は周りの誰よりも早くパソコンに慣れ親しみ、インターネットを知り、その過程で当時オタク世界を跋扈していたアニメにそれなりに親しんだ。
おかげでパソコンのタイピングは誰よりも基本的に早かったので、小学校の頃はギャルの女の子からタイピングが速いことをとても羨ましがられた経験を未だに覚えている。
それはともかく、昔、すなわち小学生や中学生のころなんかはまだ当時は疎まれていたオタク趣味にどっぷりつかっていた。
小学生の頃は、それこそ友達からオタクだと揶揄されたこともあったが、それは一部からの揶揄であり、かつ、愛のあるいじりであった。友達もなかなかいたので、その当時はオタクであることはあまり気にしなかった。最も、萌え系のアニメを見ていたことは誰にも言えずにいたが。。。(萌え系のアニメとは、けいおん！や俺妹などである。）
ただ前の記事のどこかでも書いた通り、私は中2のときにオタク趣味であることをきっかけに精神的に衝撃的な経験をしたため、それ以降はオタク趣味を隠すどころか、自分にはオタク趣味がないと思い込んで生きてきた。それによって自分の人生は少々鬱屈したように今では思う。
ただし、高校３年生になってから私は新たに友達から「ラブライブ」を進められて、見事にハマった。その当時も、私はそのような萌え系のアニメについて嫌悪感を抱いていたし、また自分がハマっていると知られたらまたいじめられる、と思っていた。
でも、それでも、私はそのラブライブがとても面白かったので、とうとう周りにバレるくらい好き度合いを調整できなかった。しかし、それでも。
今振り返ってみると、私が活き活きとしていたのは、上記のようなアニメ・アイドルなどのオタク趣味にはまっていたときではないだろうか？
振り返ってみると、見事にその通りなのである。私は友人から、キラキラしている、カリスマ性があるなどと言われていたときがあったが、それはまさしく何かしらのコンテンツにはまっていた時なのだ。そして、そのときは私は明らかに他人を引き寄せる力を身に着けていた。
私は、自分の好きなコンテンツにはまって、その世界観にどっぷり浸っているとき、輝けるらしい。
私の世界には、常に何かしらのストーリーがないと、輝けないのかもしれない。
いま、久々にラブライブのアニメを見ている。最近使っていなかった脳の一部分が活性化しているのが感じられる。そういえば、最近は鳥肌が立つような経験をしていなかったな。
そのアニメを見ていると、世界が少しずつ色鮮やかになる感覚になれた。私の人生に活気が戻っていくのを感じた。もちろん、病気が治っていっているというのもあるだろうが、それでも、私は私の人生を生きているという、自分が自分の人生の主人公であるという感覚が戻ってきた。
それが私にとって、自分の生き方であるということを思い出した。たとえ、周りから中二病だと思われても、それが私がかがやく生き方なのだと思った。
自分の好きは曲げたくないと思った。
他人に何と言われても、もうこの感覚はなくしたくないと思った。
ちょっと話はそれるが、テニスの王子様にも今ハマッテいる。
昔テニスを始めたきっかけは多分、テニプリだった気がする。昔のことを思い出すと、私もきちんとテニス部員として団体で練習をしたり、試合でまじめにダブルス組んでやってたりしてたのを思い出した。私は不真面目にしか生きてこなかったように思えるが、でも、経験として私はまじめに練習していた時期もあるのだ。
人は、現実の人間は、漫画のキャラクターのように分かりやすい性格が一つだけあるとは限らない。どんな人間にも二面性はある。自分自身や他人をひとつの枠に当てはめてストーリーを作ってしまうのは、悪いストーリーであれば悪い影響しかないことを忘れないようにしたい。
あくまでも、私がここで書き記しておきたいことは、中学の部活でも、高校の頃の部活でも、私はまじめに練習していた時期があったということだ。たとえずっと集中して取り組めてなかったとしても、ひとつひとつの練習単位ではまじめに取り組み、そして、試合でその成果を出したこともあった。(バスケの試合で、センタープレイでフェイントありのシュートうったときとか)
もっと自分が忘れていることもあるんだろうなと思うと、なんとも歯がゆい。
できれば、一日一日、起きたことを日記で書き記せたら後で見返して楽しいだろうなと思う。
それはそうと。
私はこれから前に進みたい。そのために目標をしっかり定めたい。
いや、夢はあるのさ。私はやっぱり起業したいという夢がある。いや、生き方のような気もするが、とにかくにも、それを実現するには成功する必要がある。
明日から、心機一転頑張りたいと思う
