陽キャの予感と,ギャンブル思考

陽キャの予感

 2日前くらいから,私の中で屈託のない陽キャが育ちつつある気がする。現時点では生粋の陰キャであるわけだが,なんとなく,ある日を境にまごうことなき陽キャになる気がする。陽キャの集まりであるサークルに顔を出したことが大きな要因だと思う。陽キャとはどういう生き物で,どういう思考回路をして,どのように他者とコミュニケーションを取るのか,なんとなくわかった気がして,そして,私にもそれができるといつものように自信を膨らましているのかもしれない。

 副題:心の理論的なコミュニケーション not 話題中心

 ADHDの人によく見られる話し方の一つに,話題中心法がある。これは,会話が1つの話題を中心に進むというものである。例えば,Aさんが「学生の頃は楽しかった」という話をすると,Bさんが「社会人は学生の頃に戻りたいと思っている人が8割くらいいるらしいよ」と話し,Aさんが「確かに,私の周りもそんな感じかも」という。この場合,BさんはAさんの「昔はよかったな~」という感情に対して同意するのではなく,そういう風に思っている人は他にもたくさんいるといって,話題に対してレスポンスを返している。これはあくまで一例だが,この話題中心法で話す傾向が強ければ,会話が雑学のお披露目会のようになることもある。

 

 話題中心法に対して,「心の理論」的なコミュニケーションがある。これは,相手が何を考えているのかを予想・予測して,それに対応するレスポンスを返すというものである。先ほどの話題中心法の特徴が,客観的・抽象的だとすると,このこの心の理論的なコミュニケーション法は,主観的・具体的だと形容できるだろう。例えば,先の例と同様に,Aさんが「昔はよかったな」というとBさんはAさんがどういう情景を心の中に思い浮かべているか想像してからレスポンスをする。Aさんのインスタを前に見たBさんは,色々なところに旅行にいって遊んでいた投稿が多いことを思い出し,「昔はよかった」というのは「昔は時間が沢山あって,友達もたくさんいて,旅行を沢山出来て楽しかったな」という意味だと仮説を立てる。そしてBさんはこういうのだ。「分かる!とくに学生時代はいろいろな場所に気軽に行けるし,楽しいよね」と。

 

 いわゆる自閉症スペクトラム患者は,心の理論を使わず話題中心法で会話をする傾向があると思う。ADHDは知識欲などから,ASDはまさに共感が困難であることから。

 どちらの会話法がどの場面でも一概に良いとは言えない。

 

憧れ・好意,そして刺激的な好敵手

 今まで憧れていた人,好きだった人の多くは,自分にとって刺激的な人だったから,すなわち,対戦相手として不遜のない人だったことが多いと思った。

 男女問わず,今のわたしに好敵手はいない。ただ目の前の課題をいかに解決していくか,それだけが楽しみだ。

刺激の源泉を,対戦ではなく,ギャンブルとせよ

 高校までは学上の成績で生徒同士でランク付けされていたから,勉強すること自体がとても刺激的だった。でも今,資格の勉強をしたところで対戦ができるわけではないからあんまり刺激的ではない。

 

 これからは,資格に限らず,明確に対戦されるということはないだろう。金は?年収は?個人的に,年収はそれほど対戦の対象とならない。金がどれだけあっても,意味がないと考えている,手段の1つだと思うからだ。一番は,この世に対して,どれだけ多くの人間に対して,エージェントに対して強い広い影響を与えられるか,だ。

 

 じゃあそれを図るためにはどうすれば?なかなか難しい。評価社会とは,えてして虚像同士で対戦している場合が多い。メディアに多く露出しているから,影響を強く与えているわけではないし,メディアがなければそんな影響力はそもそも生まれない。

 

 つまり,対戦から刺激を得ること自体がナンセンスなのだ。それではどうすればいいか?ギャンブルである。ギャンブルといっても,ただ金をむやみにかけることではない。どうすれば上手くいくのか,仮説を立てて実行をするということである。

 

 最近の記事では,仮説思考ないしPDCAの大切さについて説いてきた。大切な理由は,えてして「成長」をキーワードとしている。しかし今回は「生きがい」である。

 

 賭ケグルイの蛇喰夢子を見ていると,その生き方に強く共感し,また,私自身がどう生きればよいか改めて気付かされた。私も蛇喰と同類で,ギャンブルが大好きなのだ。

 

 これからは「成長」と「生きがい」のため,どんどん人生で賭ケグルイたい。

俺と同じタイプのスタンドっ!

تويتر \ kid على تويتر: "@kurihead 同じタイプのスタンド 同じ推しのモルカー"

 

バイト先の女上司が,私と同じ「刺激」を求めるタイプであることが最近分かった。そして同時に,私をいつも面白がらせてくれる友人から「あらやしきに新しいことを言わないと友達じゃいられないからねー,冗談だけど」と言われたことから,私自身も私と同じタイプの人間に対する付き合い方を覚える必要があると感じている。

 

しかし,どうやって?道化になるのか,それとも新鮮なアイディアを出すのか。色々試行錯誤しようと思う。