今朝目覚めた時の、
体の少し火照っているけど、爽やかな感覚
今日も素敵な1日が来るという予感を伴った
鮮やかで、でも、その瞬間を、その時の一瞬を擦過しているような感覚
あの日、狂うほど好きだったあの人が私にもたらした感覚
その感覚がいつも私の世界を煌びやかにした
私のエネルギーの源泉だった。
アニメやゲームから得られる世界とはまた違ったもの。あの若さ、あの朝、あの昼下がり、あの夕日、仲間、先輩、友達、教科書、先生、眠気、鬱屈、退屈、怒り、甘え、恋、ときめき、そして、希望と夢。
何でもできる、何にでもなれる
自分は無敵だ。偉人の生まれ変わりだ。特別な人間だ。俺が1番だ。
そんな感覚。
今朝、久々にその感覚になった。きっと、その感覚は俺をここまで連れてきてくれた。いや、そんな俺だからこそ、いまここに立てている。色々な紆余曲折があり、悩み苦しみ、道が開けてはまた悩み苦しみ、その連続だった。
だんだんとはっきり見えてきそうな未来。自分の能動的な意思がなくとも、私の行く末がぼんやりと見える未来。
あの情熱的な宝石を自負する感覚は段々となくなってきている。その一方で見えてくるもの。大切なもの。欠かしちゃいけないもの。守らなきゃならないもの。
一見して見たときの、無防備や無鉄砲ともいえる愚かな勇敢さ。荒野を駆け抜ける獅子のようなエネルギー。それがまさに私だった。
25歳。もうすぐ10年が経つ。
あの情熱的な、夢のような日々が始まってから。
必ず目標を達成する心と能力。それと犠牲にしてきた自分の本心を取り戻す、「いま・ここ」を感じる力。その統合の先に、いや、その過程にはもしかすれば、こうした「あの日の」全知全能感がいるのかも知れない。
いや、
そうでなくとも、、。
俺は「馬鹿」だが「天才」ともいえる
あの日の感覚を取り戻したい。
その為にこうして書いている。呼び起こしている。