副業進捗① コツコツコツ

ということで、第1回、副業進捗報告会を始めたいと思います。
皆様お揃いのようで、この度このような会を開催できたことを心より喜び申し上げます。副業に関して、実に約1年間ほど試行錯誤してまいりましたが、これといって共有する場もなかったため、こうして一つタイミングを設けられたことを大変嬉しく思います。

早速進捗報告といきたいところですが、こちらの会も初めてなので、簡単に振り返らせてもらいます。副業について考え始めたのは恐らく、2022年の12月ころでしょうか。きっかけは、実は「口から出まかせ」だったんですね。ええ。22卒の新卒として外資系コンサル会社に入った私ですが、実は夏入社でして、実際に働き始めたのは11月ごろだったんですね。まだまだ身も心も青かった私ですが、周りも少々青さは残っており、大きな夢を大層に語っていたものです。ブランドを立ち上げたいとか、農場を経営したいとか、あるいは起業したいとか。皆さん多種多様に夢を口にしており、そして、私もその例の一人でした。私の夢は「30歳までには10億円貯めたい」というもの。

どういう思いで私がそういったかははっきり覚えていませんが、とりあえずそういったのは覚えています。それを当時のトレーニングでペアだった動機からえらく囃し立てられたこともあり、どうやら私の中でそれを有言実行しなければなんだか恥ずかしいことのように思えたのです。

「あの夢の話、どうなった?」と聞かれたとき、私は「Youtubeをはじめて、ぼちぼち登録者数が増えてるよ」と返しました。まあ当然、実際にはそんなことはなく、いや、チャンネル開設はしていたものの、登録者数はほんの2人。挙句の果てに違法アップロードをしたりしていました。もちろん、自分でも色々やってみた末の行動ですけどもね。Vtuberになるために、Vroidモデルをココナラで依頼したり。ゲーム配信や、ドラマ批評動画なんかも取りました。そこでも、少しは学びがあったものです。自分が興味のあることと、世間様が興味があることは乖離があるということ。

ともかく、2022年秋冬から2023年春にかけては、しばらく3Dモデルを使用したYoutube活動であったり、あるいは2Dアニメーションや3Dアニメの創作動画の作成だったり、本当に色々試行錯誤しました。おかげで、Unityについてはちょっとだけ知識がついたような、ついていないような。

転機が訪れたのは2023年の7月ごろでしょうか。
ちょうど3Dアニメを作成するうえで、声を実録する必要が出てきたので、声優を誰かに依頼しようかと思い悩んでいたところ、人工音声というものに出会います。
ChatGPTが世間を賑やかしていた一方、AIボイスチェンジャーも裏では界隈を盛り上げていました。ちょうど、私はそれに出会ったのです。
ネット上にはAIボイチェン用のモデルが販売されてるのを見て、私自身もそれらを購入して、3Dアニメーションに活かそうと試みたものです。
一方で、私は(おそらく気分転換か、あるいは自作した方が安く、かつ、望むボイチェンモデルが手に入ると思ったか)、自分でグラボを買い、新しいボイチェンモデルを作ったのです。

ローカルでAI生成ができるグラボだったので、声以外にも絵の生成も行ったりしてみて、あの頃はとても楽しかったのを覚えています。そういう試しが色々あり、自分でもボイチェンモデルを出品してみようかと思い、出してみたのです。

そうすると、飛ぶように売れるではないですか。
当時は確か、1800円くらいで売っていました(それでも高いんじゃないかと思っていましたが)。8月の売り上げは合計12万円ほど。私は震えましたね。当時は。
まさかこんなに売れるとは。そして、初めての副業実績としては大きすぎるのほどの額でした。ストック型の商品なので、一度デジタルデータを作成してしまえば、基本的には購入してくれれば勝手にお金が入るわけです。私が本業で仕事をしている途中も、メールで注文の連絡が入るのを見て、めちゃくちゃにやついていたことでしょう。

それから現在に至るまで、私は新作を定期的にリリースすることで、平均でも10万弱の副収入を得ています。最近はもっぱら別のことに取り組んでいるので、ほぼ何もせずこの額の副収入が入るので、かなりウハウハです。

 

もちろん、紆余曲折もありました。ここでもやはり、自分がウケるだろうと思っていた商品はあまり受けなかったり、世に出すまで反応はなかなか分からなかったものです。

しかし、一つ言えることは、ぱっと見の印象が悪かったら、人はそれを魅力的には思ってくれないことです。ここは、私のプロダクト作成者としては向いていないなと思います。細かいところにまで気がいかないのは私の常の性分なので。

しかし、なれていくうちにどんどん精度は上がってきました。
継続するということが、この副業を通して自分にも身についてきたように思えます。

合計売上額はもう少しで100万円に到達します。
自力で稼いだお金が100万円もあるということが、なんだか今の自分にとっては「まだまだだな」と思えるんですが、一方で、その数字をよく見ると、改めて巨大な金額だと思えてきます。

基本的に、誰かに副業をしてることをいうと、すごいねと言ってくれますが、
本当にすごいと心から言えるのは、私だけだと思います。なので、自分で自分を誉めてやろうかな。あらやしき、お前はかなりすごいよ。

大学生になるまでかなり怠惰だった君が、ここまで何か一つのテーマに対して一人で継続したこと自体、誇っていいと思う。そして、結果を出したということに対して、そのプロセスがどうだろうが、誇っていい。きっと誰も私を心から賞賛してくれる人はいないと思うが、それでも、あらやしきはすごいと思うよ。

、、と、自画自賛してみた。(^▽^)

 

第2の挑戦:プラットフォーム構築事業

年末から私はある別の事業に挑戦しようとしている。
見出しに書いた通り、プラットフォームである。
着想がどこから来たか覚えていないが、とりあえず最初の構想としては、人の孤独感を癒すことを目的としたサービスを考えていた。きっかけは、私がハロプロのライブを見に行った時、男性オタクと比べて、女性オタクはソロ参戦が多いように見えたことや、私自身が仲良くしている女性のオタク友達にも同性のオタク友達があまり多いようには見受けられなかったことから、そういうサービスがあればいいなじゃないかと思ったのだ。

本当に最初の構想としては、テーマごとに自身のオタ活を一緒にできる人を探せるようなサービスだったり、あるいは、シンプルに友達が欲しい人とオタクをマッチングできるサービスを考えていた。途中、グッズ交換がなかなかアナログな方法でされていたり、思い通りグッズ交換ができてなさそうな現状を見て、これは!と思い、これを最初のサービスとしようと思った。

私は年末から1月末にかけて、せっかくなので構想からサービスのローンチまでのロードマップを事細かにタスクごとに分割して計画を立てた。
構想については、ターゲット設定からニーズ・課題・ペルソナ・コンセプト設計などの戦略に関連するタスクから、STP分析やマーケティングミックスなどのマーケ戦略などのタスク、そして利益試算までも実施した。どれも初めて一人でやることなので、ネットや本で調べながらなんとかやってみた。
やってみる途中、インプットとアウトプットの繰り返しだったので、とても成長を感じられて面白かったが、振り返ってみるとこれはこういう順番でやればよかったなとか、そういう学びがあったので良かったと思っている。

そして、実際にどういう機能を実装すればよいかざっくり把握した後は、開発ツールについて自分で習得してみた。
まずはデザインツールであるFigma。完全に無料だったし、なんかデザイン面はパワポ作成みたいな感じだったので結構楽しくやれた。
ただし、成果物を見るとやはり素人臭さが抜けないし、なんとなくUIが悪いような気もするので、これについてはプロトタイプを一回作って、それをみんなに触ってもらって感想をもらいながらまたブラッシュアップしようと思う。

次にプログラミングツールであるBubble。こちらはノーコードツールであったが、習得がわりと、いやかなり大変だった。今回実装するサービスが半分マッチングサービスだったので、裏の論理構造などを理解するのも難しいし、いくらノーコードととはいえ、データ間のつながりなどを再現するのが難しかった。
でも、それも今日でおしまい。ある程度は恐らく作れるようになったと思う。

ただし、、、。今日は一つサプライズがあった。
もちろん悪い意味での。
グッズ交換 サイト で調べてみたら、私が作ろうとしていたサービスと類似のサービスがすでにいくつもあったのだ。
なぜ今まで気づかなかったのか。。いや、もしかしたら気が付こうとしていなかったのかもしれない。前に進めないと思ったからあえて検索しようとしなかったのかも。

でも、今はある程度きついところは乗り越えたから調べようと思ったのかな。まあとにかく、私の考えてるサービスの一部上位互換はあった。

だからこそ、私は今回、サービスが業界内のポジションとしてどこを狙い、そしてどのように訴求していくべきかをよく考えるきっかけになったと思う。

具体的には、グッズ交換の中でも、郵送のセキュアな交換という市場はもはや飽和しているようにも思える。一方で、オフラインでの交換という市場はまだまだ未開拓の印象。それに、郵送での交換という点でも、依然としてサービスの認知が進んでいるようにはまだ思えない。手数料もかかるので、そのあたり、責任問題をきちんと分けることで、私の提供するサービスも一つの手段として認知して受け入れてもらえるのではないかと思った。

改めて、これからサービスの詳細は検討すべきだが、いったん、私の中で
がんばるべきところの山は越えたように思う!
おつかれさまだ!

また明日から第2章が始まる。
ユーザーと向き合って、いいサービスを提供できるよう頑張ろう!